「マティーニ!〜ただ今、撮影5時間押し〜」2/9

ちょっと実験的に公人カテゴリーを作ってみました。増えるかはわからん。なわけで、公人を見てきました。元々、行きたいなー・・・と思っていたら、マチネを譲っていただけまして。で、見に行ったら、これはとてもいい公人!だったので、終演後、勢いでリピーターチケットを買いました。で、マチソワ。久しぶりのマチソワがきみちゃん。まあね、うん・・・好きだもんw なんか知らないけど、いつの間にかこんなに好きなんだもんw 感想書くー。一応まだ上演期間中なのでたたみます。
フライヤーより、あらすじ。『ある地方TV局が、初めてドラマを制作することになった。しかし集まられたスタッフもドラマ制作は素人同然。気合は空回り、撮影時間は押しまくり。そして個性の強すぎる役者陣が撮影現場を大混乱の渦へ!果たして、撮影は無事に終わるのか?!テレビ史に残る問題作の撮影が、今始まる!』。つまり、劇中劇がありまして、それを撮影する風景が舞台になってます。で、役者陣が、やましげさん、矢崎くん、谷内くん、相馬圭ちゃん、きみちゃんなんですね。劇中劇が『ROLLING DOGS』ってドラマで、スポンサー しばりとか色々あっておかしいんだけどw それが最初にDVDとして販売されてるのね。実際に。見て、舞台見て、もっかい見ると3回楽しめるよ!って作品。わたしはソワレの時買って、さっきみたw その『ROLLING DOGS』が幼馴染み5人で銀行強盗しようとするけど、それが警察にバレてるぞ!裏切り者は誰だ!ってような話なんですよね。それに気づいた時、ん・・・?「シャッフル」・・・?と思ってしまったのは内緒でw だってついこないだ見たんだもーん。『ROLLING DOGS』の役名がシゲ、ヒロシ、シンヤ、ソウマ、キミトでちょっとびっくりした。っていうか、やましげと公人くらいしか把握してなかったんだけど、ほら、シンケンジャーは見たじゃん。だから圭ちゃんは嬉しかったw それから、川野くん!踊る試写会以来だね!
前半はもうドタバタコメディーで。咳が止まらないおかげで肋骨近辺が痛いんですけど、もう笑いすぎて痛くて痛くて。やましげの小ネタとか本当にひどいw 若手4人は可愛いし、その他のキャストさんも皆芸達者でさー。登場人物がほぼ舞台上に勢揃いだから、話の中心になってる人とそうじゃない人がいるわけで。その中心じゃない人が脇で色々お芝居してるんだけど、初見じゃなかなかそこまで見れないからさ。きみちゃんは好きだけど、きみちゃん見てて話の筋が追えない、なんてことはイヤじゃん、やっぱり。だからもっと色々見たい!となったのが、ソワレも入った理由の一つね。後半は、この話の流れでそう来たか!って感じで。わたしは感動はしたけど、泣けなかったのね。泣いてる人もいたよ。でもやっぱり、最後の最後はコメディーなんだよ。超笑った。いちいちツボだったんですよねー。
まあ、ソワレ買った理由は他にもありますよ。当日券とかよりも安いとか。でも、本当にいい公人!まじ超いいきみちゃん!だったんだもの!!!まず、衣装がスーツ。わたし、基本的にスーツ似合う人大好き!なんですけど、きみちゃんの体型でスーツはほんっとうにまずい。好みすぎて無条件降伏なんですよ。ほっそいし、足長いし、まじ膝下長いし!それを見たかったってのも、ある。あとねー。なんか無駄に調子乗ってるキャラだったんですけど、その公人まじ好き。トライフルさんに愛されてるね、公人!Twitterで、「ハマり役って言わないでください」ってプロデューサーさんに言ったらしいけど、あれはハマリ役だと思うよ?あとカッコつけてるキャラなんだけど、やましげの台詞の言い方で笑っちゃったり、最後は自転車の後ろに乗せてもらってはけるんだけど、その自転車に轢かれかけたりw これがアクシデントなのか、演出なのか、確かめたいのもあってマチソワしたのもあるけどね。で、ちょっと残念なところもすごいまじ公人!でした。好きだわ。残念な子が好きとか、もう身に覚えありすぎてあれなんだけど。あ、自転車はどうも演出かもしれない。やましげに笑ってたのは・・・わからんw 必死に隠してる感がかわいかったですね。
マチネは 1 階中央列のセンターから。全体見れてすごいよかった。あ、撮影してるっていう設定だから、撮ってる映像はそのままスクリーンに流れるんだけどね。それも良く見えた。やっぱり中心になってるところを主に見てたから、細かい部分はわからなかったりするんだけど。でも、公人の立ち位置とかはだいたい把握して。リピーターチケットはだいたいの席を選べたのですけども。端なら前列、中央だと後ろの方でしたら・・・と言われまして。端って上下どっちですか、と聞くと両方あります、と言われました。まあ、きみちゃんは上手も下手も立ってるけど、観察wするには下手だわなーと思って、下手を選びまして。そしたらチケット表記は2列ね。前だわーとか思ってたら、実際行ったら最前だよ!下手端ではあるけど、最前だよ!恐ろしい・・・こんだけきみちゃんきみちゃん言ってるのって、やっぱりハンサムが最前だったからだと思うんだけど。今、この状態で更に最前をくれるきみちゃん・・・恐ろしいね!目の前で繰り広げられる小ネタとか見れて嬉しかった。やましげ本当にひどい w 面白すぎる w
なんで下手にしたかっていうと。上手側に撮影セットが組まれてて、下手側は待機場所になってるんですよ。お菓子とかお茶とか置いてある長机があって、そこに丸椅子とかが並んでるんだけどね。そこに座るきみちゃんがタイプだったのでね・・・時々、足組んで、机に肘ついて、下手に開いた座り方するんですけど。その座り方した瞬間、真正面に向き合った形になってしまって、この席!死ぬ!となったよね・・・あと、一番下手側の丸椅子に座った瞬間、近い!やばい!ってなってたw 座ったら見える足首とか凝視してたw あとねー、ドタバタになる撮影シーンがあるんですけど、撮影されてる人だけにサスがあたって、他は暗転、って感じなのよね。その時、きみちゃんは自分専用のチェアーに座ってるんですけど、上むいて、台本を開いて顔の上にのせ たんですど!それを下げたら、大好きな花沢ブックスライド(@GAME2010)だよ!とにかく、あんなポーズが似 合うのがさすがだよね、きみちゃん。色々と、とてもいいきみちゃんでした。


ある人にお話を聞いて以来、演劇をはじめとするエンターテイメントを見る時、それが「後ろ45度」になる作品か、「前 45 度」になれる作品か、ということを考えてしまいます。腕を組んで、椅子の背もたれに後ろ体重で寄りかかる、気持ちが後ろ45度になるか、自分も参加してますっていう意識を持てる、気持ちが前のめりになれる作品か。この「マティーニ!」は、確実に後者の作品でした。だから本当に好きよ。あと、役者さんってすごいなーとも思う。この作品で描かれる役者さんのお仕事ってフィクションではあると思うけどさ。でも、確実にノンフィクションの部分もあると思うのよね。いや、違うな。役者さんに限らず、エンターテイメントの現場に関わってる人ってすごいな、と思う。本当に面白かったし、楽しかったし、いいきみちゃんだったしで、いろんな人に見てほしかった…月曜が大楽です。